終わりにしない先を楽しむ
朝礼ネタ5079 2022/06/10 社会・経済心理・メンタル教育余談ですが、最終面接などで役員クラスの方がかなりハイレベルな質問をしてくることもあります。
例えば、「我社に入社して、もしも君が叶えたいと思っていることができなかったらどうしますか」などです。
これは私が実際に転職面接でされた質問です。
模範解答があるようなないような、非常に難しい質問でした。
そしてこの質問にうまく答えられたら、内定が出るんだろうなという感触もありました。
ここで問われているのはなんだろうかと考えたとき、変な質問をされたために、柔軟性なんだろうなと感じました。
それまで私は、自分自身の転職の軸に沿って面接では一貫した回答をしてきたと誇りに思っていました。
それだけに、あなたが描いている理想と違う場面で、あなたはどうするのかと問われたのだと察したのです。
あくまで個人的な思考です。
そこで私は、「本音を言えばその瞬間はきっと残念だと感じると思います。」と伝えました。
しかし、ここで終わりません。
自分の意に沿わず、希望通りの業務ができなかったとしても、その業務に向き合ってみると思います。
もしかしたら、その環境の中で何か追求できることがあるんじゃないかと問いかけるはずです。
自分の経験したことのないことを体験する機会と捉えることができれば、長所でもある前向きに受け入れ、楽しめるのではないか、といった内容の回答しました。
もちろん、この回答が相手の心に刺さったかどうかはわかりません。
しかし、結果として内定を頂き、無事入社することができました。
何事も、そこで終わりにするなんて勿体ない、人生楽しんだもん勝ちです。