これからの時代を分かる者
朝礼ネタ5078 2022/06/09 社会・経済ビジネス経営ここ数年、深刻な課題として取り上げられている高齢化社会、実はこれは日本だけのものではなく、現在世界における60歳以上の人口の割合は約10%です。
これが2050年には約21%にまで膨れ上がると予測されています。
日本でも国民の4人に1人に当たる約24%が60歳以上で、なんと世界第2位になる高齢化大国です。
世界第1位になるのも時間の問題ではないかと予測できます。
こうした問題は、仕事を取り巻く労働環境にも大きな影響をもたらしているのではないでしょうか。
シニア世代が増加したからといって、企業は定年の年齢を延ばすことはありません。
酷な話し、早期退職制度を利用するなど、真逆の対応策をとっているのも現実です。
終身雇用という言葉もあまり対抗馬とはなっていない現状もあります。
ですが、まだまだ働く意欲、体力を備えたシニアたちがいます。
その方々は、会社の消極的対応策に屈することなく、自ら進んで仕事を求め、行動を起こし始めています。
そのような社会参加に情熱を持ったシニアたちの活躍をみなさんはどう思われますか。
期待をしないわけにもいきません。
若手だからやり手というのもあるでしょうが、シニアには長年培ったノウハウがあります。
高齢化社会だから、高齢者の求めることが若手よりも理解できているでしょう。
これからの活躍が期待できるのは、若手よりシニア世代になるでしょう。
今からでも遅くはなく、手を取り合い、助け合いの精神でともに活躍していくべきです。