巷では貯蓄から投資へというスローガンのもとに多くの人が投資を始めているようです。しかし、そもそも投資の正しいやり方というのはどのようなやり方なのでしょうか。私は投資の教科書というものも見たことがありませんし、正しい投資法も知りません。

しかし、世間では投資をしないと結果的に損をしてしまうといわれています。確かにアメリカ市場の株価を見ると投資を始めたのが早ければ早いほど投資をしたほうがいいという風に思うかもしれません。

しかし、私たちは日本国に暮らし日本円で決済して生活しているので、米ドル建てのアメリカ株への投資はいまいちピンとこないものがあります。

20年前にアマゾンやアップル、グーグルに投資していたらどのくらいの利益が出ていたかということくらいならば私もわかりますが、巷で言われている長期投資だと、そもそも、その当時日本人に住む日本人ががアメリカ株に投資できたのかさえ分かりません。

ただ、長期投資を推奨する人というのは、日本に私たちに対してアメリカ株への投資が有効だと叫んでいます。しかし、日本人にとって投資しやすいのはアメリカ株などではなく東京市場に株式上場する日本企業であってアメリカ株ではないのです。それにもかかわらず、いわゆる投資専門家はどういうわけか日本株への投資ではなく、アメリカ株への投資推奨するのです。

しかも、アメリカ株への投資を推奨している人が住んでいるのはアメリカではなく、日本であり、おまけに彼らの勤めているのは外資系企業ではなく日本企業というのは何かのギャグなのかという風に思いたくもなります。

このように専門家といわれる人の行動でも何かおかしな面を抱えていることがほとんどです。ですから、仕事でもなんでも私たちは本物を見極める目を養わなければならないと思います。