日本企業に勤めてアメリカ株投資
朝礼ネタ5067 2022/05/28 社会・経済投資・資産運用最近は投資しているといえば多くの人はアメリカ株に投資をするという風にとらえているようです。つまり、最近では投資イコールアメリカ株投資一択、「日本株投資、中国株投資なんて時代遅れだよ」という風潮なのです。
なぜならば、アメリカ株にはグーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルと言った力強く成長していく企業があるので、これらに投資していた人はハッピーとなっているからなのです。もちろん、賢明な投資家たちはこれらの企業もいつかは衰退する可能性があるのでS&P500指数に投資したりVTIに投資したりして分散投資をしています。
私たち日本人は日本企業への投資をしないでアメリカ株に投資したほうがより大きなリターンがあると確信しているので、日本企業に勤めながらこれらの企業に投資しているのです。このような現実は日本のこれからが暗いというよりも、日本の未来は今よりもさらに明るくなることはないと多くの人が思っているので、投資対象として日本は避けているようです。
でも、これって何か変ですよね。なぜならば、自分はこれから衰退する日本という国に住み、そして衰退する企業に勤めつ続けるのはおかしいですよね。もし、本当に日本がこれから本気で衰退すると思ったら、日本からアメリカになりこれから発展すると思う国に行き、そこで生活すればいいにも関わらず、そのようなことはせずに小手先の投資対象だけをアメリカにするというのは何か変なような気がするのは私だけでしょうか。
このような小手先のことばかりしかしないで抜本的な見直しをしな人が多い日本企業はある意味発展はないのは当然かもしれません。