ユダヤ人の知恵「人の時間を盗むな」
朝礼ネタ5066 2022/05/27 社会・経済名言・格言ユダヤ人が商売の天才だということをご存じでしょうか。
ユダヤ人は1,400~1,500万人程の少ない民族ですが、天才がとても多いです。
事実、ノーベル賞受賞者の40%はユダヤ人が占めているし、Googleの創業者ラリーペイジ氏や、アインシュタインなどの優れた人々には実はユダヤ人の血が入っております。
また、日本のマクドナルド創業者の藤田田氏も、ユダヤ人からお金を稼ぐことのコツを学んでいます。
そんな天才の多いユダヤ人の考えの一つに、「人の時間を盗むな」という考えがあります。
私たちは時間というものをお金で買ったり、売ったりしています。働いてお金を得るということは、時間を売っているということと同じことだとも言えます。
ユダヤ人にとって、相手の時間を奪うということは、つまり、相手のお金を奪っているのと同じであると考えるそうです。
極端な考え方のように感じるかもしれませんが、これは人と仕事をしていくうえでとても大切な考えであると私は感じました。
たとえば、自分が開催した会議に平気で遅刻をしてくる人、予定を忘れ出席しない人がいたとします。仕事をしているとたまに発生することではありますが、その時に憤りを感じたことはありませんか。
その憤りを感じた理由は、自分たちも本当はユダヤ人と同じように、時間というのはお金と同じく大切にするもの、奪われたくないものだと無意識に思っているからだと私は考えています。
私はこのユダヤ人の考えを知ってから、人と会議をするとき、質問をするときなど、相手に時間を使っていただくときは、なるべくその時間を短くできるように心がけています。会議では、アジェンダをしっかり組み、決定したいことを明確にすることで余分な会話を無くすことや、質問の際は、なるべく簡潔な文で質問し相手が容易に理解、回答できるように準備をするようにしました。
そのおかげで、業務の効率も改善し、仕事も円滑に進められるようになりました。
この考えは、人の時間を大切にできることに加えて、自分の成長にもつながると感じており、これからも意識して仕事をしていきたいと思っています。