玉の輿に目がくらまないように
朝礼ネタ5061 2022/05/22 社会・経済心理・メンタル投資・資産運用女性のなかには、結婚イコール幸せな生活であり、お金持ちの事業家に憧れ、「玉の輿に乗りたい」という人もいます。
そんな女の子が私の大学にもいました。
彼女は、とにかく東大か慶応の医学部の学生としか付き合わないと言っていました。
医学部と合同のサークルを作って、そこで自分の夫となる人をゲットするのだと常々口にしていました。
こういう彼女だから、周囲の女子からはあまり好まれてはいなかったのが本音です。
なぜ彼女がそこまでこだわりを持っていたのかと言うと、コンプレックスが強かったそうなのです。
彼女の家は貧乏で、そういう暮らしはもう嫌だと心底思っていたそうです。
しかし、彼女は結局、地方から出てきて東大で苦労した学生と結婚しました。
お互い、上昇志向の強い似た者同士だったのではないかと、周りは噂話しをしていました。
玉の輿っていうのは、家柄とか、地位とかというものが大きく関係しています。
その価値は夫にあるだけで、決して妻のものではありません。
ただの幻想に酔いしれているとしか見えないのです。
たぶん、彼女も玉の輿候補とお付き合いをして察しがついたのではないでしょうか。
そういうふうに考えると、結婚相手というものは最終的には人間性本位で決めるのが王道なのではないでしょうか。
だから彼女も、人間性で選び、落ち着くところに落ち着いたのでしょう。
私達のビジネスにもあてがえることができます。
玉の輿に目がくらまないように、見る能力を高めておきたいものです。