うんざりは早めに捨てませんか
朝礼ネタ5049 2022/05/10 心理・メンタル気分が落ち込むと長く引きずってしまうと思います。しかし落ち込んだ気持ちで仕事に取り組んでも集中しきれずに普段はしないような失敗をしてしまいがちです。
気にするな、という一言だけではあまりにも無責任なので、今回は気持ちが少しでも前向きに楽になれる方法を伝授します。
まずは失敗をしたときには悔やむより次回に向けて対策をする方がよほど良いということに気づいて欲しいです。つまりは反省をすることです。
自己啓発本などに書かれているありきたりなことですが、実際に試した結果がまさにその通りだということがわかりました。
悔やむと反省は違います。
悔やむのはたらればを多用して前を向けていない状態です。
反省は次回につながります。
具体的には次はどうやれば失敗をしないか考えます。
個人的にはメモ用紙に書いて貼ることです。
とても簡単で効果もてきめんなのですが、意外とやっていない人が多いような気がします。
恥ずかしくても自分の私物やデスクにメモを貼り付けてみてはいかがでしょう。
笑う人もいるとは思いますが、その努力を見ていてくれている人も必ずいます。
次はそのミスがどの程度の影響を与えるかを考えてみることです。
例えば人の命に関わることや会社が何千万、何億という損失を被るミスでもない限り大抵は誠意を持って謝れば許されます。
同僚のティーカップを割ってしまった、自分のミスで上司が謝ることになった、何も人生が終わるような内容ではありませんよね。
逆にあなたが被害を受ける立場ならどうでしょうか。ティーカップを割られても謝罪をされて新品を弁償してくれればそれでいいと思いませんか。
自分が上司だとして部下の為に頭を下げるのは当たり前のことではありませんか。
だからといって、適当な気持ちではいけません。
要するに失敗したら誠意を持って謝ること。
そして最初にお伝えしたミスを繰り返さないように心がければ大抵の出来事は許されます。
最後に他人を許せるようになること。
それには自分を許せるようになることが必要です。
人に優しく自分に厳しくはほぼ不可能です。
自分にも人にも優しい精神を持てれば自分の失敗で落ち込むことも減るはずです。