大阪で出会ったパワースポット
朝礼ネタ4920 2022/01/04 心理・メンタル地域情報現在も楽しくやり取りをしている、大学生のときから仲よしの友人に会うため、私は大阪に行きました。
溜まっていた疲れが一瞬で吹き飛ぶほどの緑が豊かな場所に連れて行ってもらいました。
大阪府の箕面(みのお)市に住んでいる友人が、SNSに何度も地元の話を投稿しており、私はずっと「どんなところだろう」と気になっていました。
仲よくなったこときっかけに、「行ってみたい」とリクエストして、案内してもらうことにしました。
大阪府のベッドタウンの箕面市は、吹田市や池田市、茨木市などに近く、住みよさランキング大阪府内2位と「住みよい街」として注目されています。
「天下の名瀑」として知られ、日本の滝百選にも選ばれている箕面大滝がある箕面公園を訪れました。
33mの落差がある大滝の岸壁から、水が一気に流れ落ちる様子はとてもダイナミックです。
春は新緑のもみじが映え、秋は真っ赤な紅葉が大滝をより一層美しく引き立ててくれ、雪化粧した冬の大滝も人気があります。
阪急箕面駅を出た瞬間から、清々しい空気が私たちを出迎えてくれました。
初夏の日差しを強く感じましたが、歩けないほどの暑さではなく、気持ちよく歩けました。
休憩所で売られている食べ物の香りに誘惑されたり、お土産店の賑わいを感じながら、一番きつかった坂道を登ったり下ったりしました。
多めの休憩と水分補給しながら、滝に向かいましたが、運動不足を実感したうえ、友人に情けない姿を見せてしまい、恥ずかしかったです。
友人とのおしゃべりと、周りから聞こえる鳥のさえずりや川のせせらぎが、まるで応援歌のようでした。
もし1人で歩いていたら、途中で挫折していたかもしれないほど、きつい印象が残った坂道でした。
道中ですれ違った人たちと「あと少し、頑張ろう!」と励まし合いながら進んでいくと、橋が見えてきました。
橋を渡り始めた辺りからだんだん日差しが弱まり、滝に近づいていることがわかりました。
「ゴーゴー」という滝の音と水しぶきを感じた瞬間は今でも忘れられません。
あまりの嬉しさと坂道をクリアした達成感に「やったあ!」と叫んでしまったほど、空気が気持ちよかったです。
箕面大滝のもう1つの名物は、紅葉(もみじ)のてんぷらです。
秋に見事な色を見せてくれる紅葉に食用があること、食べたときの「カリッ」というまるでかりんとうのような食感、歯ごたえにも驚きました。
紅葉のてんぷらのほかには、名産のゆずを使った商品もありますが、紅葉のてんぷらに気持ちが傾いていた私は、何も食べていません。
次回訪れた時の楽しみに取っておきます。
もしあの坂道を挫折してしまっていたら、無理だと思ったことには手を出さず、すぐにあきらめる人間になっていたかもしれません。
傾斜が多い道は人生には困難がたくさんあるんだよと教えてくれました。滝の迫力にはたくましく生きることの大切さを教えられた気がします。
また、迫力満点の大滝を訪れたいです。