日頃から気を付けたいハインリッヒの法則
朝礼ネタ4910 2021/12/19 ビジネス身近な法則自己啓発ハインリッヒの法則では、1件の重大事故の背後には、29件の軽傷事故、300件の無傷事故があると言われています。
この無傷事故のことを「ヒヤリハット」と呼びます。
普段の業務で私たちはよく、ハッとするような場面に出くわします。運転中に事故を起こしそうになったり、資材を落としそうになったり、扉に手を挟みそうになったりと、その内容は様々です。
何か重大な事故が起きたときに、気づくのではなく、日々のヒヤリハットに細かく目を向けることで、ヒヤリハットの発生件数を減らす努力をすることで、重大事故を未然に防ぐことが可能なのです。
事故はすべて起こるべくして起きます。どれだけ気を付けていても、事故にあってしまう場合もあります。ただ、加害者にならない努力は日々の行動で可能です。
それは単純に、ヒヤリハットが発生した際に、真摯に向き合い、反省し、同じことを発生しないようにどうすれば良いのかを考えることです。
事故というと、運転中や、機械作業等の光景を思い浮かべるかもしれませんが、日常の業務の中にも多くの事故はあります。
例えば情報漏洩事故、来店客への対応ミスによるクレーム、不良品生産など様々です。
その全てが起こる前に、300件のヒヤリハットがあると考えると、日々の業務に取り組む姿勢を変えられるのではないでしょうか?
この行動は、業務に限らず日常生活においても言えます。
とにかく大事故を起こす前に、日常の小さな事故を見逃さないようにしていきましょう。