昨年4月に緊急事態宣言が発令された時から、もうすぐで1年が経とうとしています。この1年で、私たちの生活は大きく変化しました。

まず、生活スタイルが大きく変わりました。外出は極力控えるようになり、テレワークを導入する企業も増えました。当たり前のように行けていた場所に行けなくなり、行動が制限されました。

次に、気持ちの面でも変化が現れました。長時間の在宅で疲弊し、日々の暗いニュースに悲しくなる生活でした。友人とも会えないので、孤独感が増していくばかりでした。

しかし、この1年にあったのはネガティブなことばかりではありません。新型コロナウィルスとの戦いの中で、多くのことを学ぶこともできました。

1つ目は、助け合いの心です。医療従事者の方々の活躍をみて、改めて支え合うことの大切さを知りました。また、友人や家族とも連絡を取り合う中で、お互いの存在がどれほどの支えになっているのかを感じることができました。

2つ目は、当たり前の大切さです。日常生活が消えてしまったことで、当たり前にできていたことがそうではなかったと思い知らされました。毎日の当たり前に感謝をしなければならないことを学ぶことができました。

そして3つ目は、1人1人の責任の重さです。行動が自粛される中、1人がそれを破ってしまうと全体に影響が出てしまいます。たった1人の行動で、社会が変化することを知りました。
しかし反対に、1人の力の大きさとその大切さも学べました。小さな1人分の力でも、結束することで大きな力になりました。例え無力に感じても、自分にできることがあることを感じることができたと思います。

さまざまなことが起こった波乱の1年でしたが、同時に、大切なことを学ぶことができた1年でした。この経験を活かし、この先の仕事も励んでいきたいです。