「特別」という特別なワードを利用しよう
朝礼ネタ4429 2021/01/01 コミュニケーションビジネス心理・メンタル人は、誰しも承認欲求というものがあり、自分を認めてもらいたい願望があります。
そして、誰かの特別でありたいという気持ちをもっているものです。
承認欲求とは「自分だけを見てもらいたい」「自分を理解してもらいたい」「役に立つ人間だと認めてもらいたい」「大切に大事に扱われたい」というものです。
例えば、「手の空いている誰かお願いします」と言われるのと「誰誰さんお願いします」というのでは、受ける印象が違いますよね。
個人を認めるというのは、実は特別なことなのです。
おおげさにする必要はありません。
仕事上のコミュニケーションで、その人にしか出来ない「特別」なことを頼んでいるのだということを相手に伝えることができると、相手は「自分だからこそやれるのだ」という気持ちになるのです。
「あなたにしかできない特別なことだから是非あなたにやってもらいたいのだ」というニュアンスで伝えることは、相手の承認欲求を満たすことになりますよね。
実際は、他の人でもできる仕事かもしれません。
よく耳にするテレビショッピングの「今だけ特別」も何度も繰り返され、まったく特別感もないのに、今じゃないとお得じゃないのだという気持ちにさせるのはなぜか?ということを考えると、人間の心理が分かってきます。
特別であることは、自分にとっても、相手にとっても気分が上がるものであると思って良いでしょう。
そのため、仕事をする上でのモチベーションをあげるためにも「特別」というキーワードは特別なものなのです。
「選ばれしものである」という思いは、責任感にも繋がります。
誰でもいい誰かではなく、相手を認める特別な思いを伝えることで、お互い気持ち良く、円滑に仕事ができるようになるんですね。
誰かの特別になれるようにする努力を忘れることなく、相手への敬意を払う特別という特別なワードを利用することも大事ですよ。