6秒ガマンで「怒り」とうまく付き合いましょう
朝礼ネタ4427 2021/01/01 コミュニケーションビジネス体調管理仕事をしていて後輩指導などをしていると、後輩の仕事ぶりや態度などにイライラしてしまい、つい感情的に注意してしまったことはありませんか。
感情的に注意してしまうと言われた方も怒られたと思って落ち込んでしまい、その日は言われたことを引きずってミスを重ね、怖いというイメージがついてしまい、重要な連絡や相談もしにくくなったり、あなた自身も「あんな言い方をしなければよかった」と後で後悔したりとリスクの方が多くなりがちです。
でも、人間ですから常に穏やかで気持ちに余裕のある時ばかりではないので、感情的になってしまうことはどうしてもあることだと思います。
こういう時に活用してほしいのが「怒りの6秒ルール」です。
実はこの怒りの感情というのは、どんなに激しい怒りでも、感情のピークは長くて6秒といわれています。
ですので、この6秒を乗り切ればクールダウンして冷静になれるのです。
冷静になることで感情的に注意することも防げますし、適切なアドバイスができます。
そのことは、後輩と良好な人間関係を築くことにもつながりますので、怒りの感情が湧いてきたのを感じたら、ひとまず6秒間待ってみましょう。
その間、頭を真っ白にしてみてもいいですし、ちょっとした計算をしてみるのもいいでしょう。
ひとまず、6秒間違うことに頭を切り替えるのです。
しかし、衝動的な怒りの感情はとても力が強いので、それに抵抗して待つという作業は慣れないと難しいかもしれません。
そのためには日々のトレーニングが必要です。
まずは、ちょっとした怒りやイライラがおこった時に、この6秒待つというトレーニングをやってみてください。
それを続けることで、大きな衝動的な怒りが起こった際も、このルールで乗り切れます。
職場の人間関係を円滑に保つことは、充実した仕事をすることにもつながりますからぜひ、日々の仕事の中でこのルールを有効利用してみてください。