誰にでも伝わりやすい文章を書くために
朝礼ネタ397 2021/01/01 コミュニケーションメディア・ニュース先日、新聞記事を見ていたところ、興味深い記事を見つけました。
その記事には、日本語の、最近使われるようになった言葉の認識率が取り上げられていました。
例えば、「告白する」という意味の「告る」、「電子レンジで温める」という意味の「チンする」、といった言葉が、年代別でどのくらいの認識率なのかというのが取り上げられていました。
「告る」「チンする」という言葉は若者世代では100%の認識率でしたが、若者にとっては認識率が高くとも、高齢者の認識率が80%を切っている言葉もありました。
先ほど挙げた「チンする」という言葉は認識率が80%でした。
この結果に私はとても驚きました。
若い世代が当たり前に使っている言葉で、高齢者の認識率が80%であっても、あとの20%は意味が分かっていないのです。
この記事を読まないとこのことに気付くことができなかったと思います。
自分自身のことを考えてみると、私は高齢者の方に親切な仕事ができているだろうかと思いました。
現在、仕事でお客様だよりを作成することがあります。
料理コーナーを設けることがありますが、今まで「チンする」という表現を使ったことがあると思います。
他の言葉も、「全ての人に伝わる言葉」で書けていただろうかと自分自身に問いかけると自信を持って首を縦に振れません。
誰にでも伝わりやすい言葉、分かりやすい言葉で文章が書けているか、もう一度原点に立って考えていこうと思いました。