少額投資から学ぶ「本質を掴むということ」
朝礼ネタ3857 2021/01/01 商品・サービス心理・メンタル社会・経済今でも多くの人たちは「投資は若いうちからは始めるべきだ。」といいます。確かに今までのところ長い年月をかければかけるほど投資のリターンは大きくなる傾向にあります。ですから、賢明な先人たちは「投資は若いうちから始めなさい。」というのでしょう。
私はこの意見に対して何も反対することはありません。しかし、私はここは一つ付け加えたいことがあります。それは、投資にはある程度のお金を投資しなければならないということを付け加えたいと思います。
最近巷では100円から投資信託も購入できたり、クレジットカードのポイントなどで投資できたりするところもあり投資という私たちにとって身近かになりつつあります。しかし、投資初心者は小額投資では資産形成はできないという事実にすぐ気がつくべきなのです。
多くの株式ブログや証券会社などは投資についてかなりハードルが下がったと言っていますが、投資に関して言えばそんなことはどうでもいいのです。投資金額を小さくすれば趣味での投資、いいかえれば楽しみの投資はできるかもしれません。しかし、投資の本来の目的である資産形成の投資からは離れてしまいます。
つまり、私たちは自分たちに都合のいい本質からそらされた耳障りのいい言葉に注意が向いてしまうのです。このようなものに惑わされて肝心要の本質を見過ごすとたいへんなことになるのです。私たちは、常に本質を理解して、その目的を達成するためにはいったい何をすればいいのかを考え、行動しなければならないのです。