「ありがとう」と「当たり前」の関係性が素晴らしい!
朝礼ネタ2688 2021/01/01 コミュニケーション健康名言・格言誰かに親切にしてもらった時、物をもらった時などに言う「ありがとう」ですが、反対語があるのをご存じですか?
それは「当たり前」です。
ありがとうは漢字で書くと「有難う」です。
ありがとうは「あることが難しい、めったにない、偶然」ということです。
偶然の反対は当然なので、こうやって考えると反対語が「当たり前」であることに納得できます。
私たちは日々たくさんの当たり前に囲まれて生活しています。
生きていること、毎日仕事ができること、ご飯が食べられること、目が見えたり耳が聞こえたりすることすべてが当たり前で考えるとたくさんありますよね。
家族や大切な人と暮らしているならば、いつも一緒にいることが当たり前になるでしょう。
でも、大きな災害が起きたり、事故に巻き込まれてしまったりすると当たり前ではなくなってしまうのです。
大切な人の身にも自分の身にも、いつ何があるかはわかりません。
私も東日本大震災に遭遇して、当たり前がどんなにありがたいか気づかされました。
蛇口をひねれば水が出ること、スイッチを押せば電気がつくこと、買い物に行けば日用品や食べ物が手に入ることなど数え切れません。
何より友人や家族、家が無事だったことに感謝しました。
津波で家が流されたり、大切な人が今も行方不明になっていたり、原発事故で住み慣れた場所を離れなければいけない人たちのエピソードはとても悲しかったです。
それ以降、大きな災害が起こるたびに、当たり前について考えるようになりました。
もっと広い視野で考えると、世界には当たり前を求めている人が多くおられます。
皆さんも、日々の「当たり前」感謝して毎日を過ごしてみませんか?
そうすれば、今より毎日の生活や家族、友人などを大切にできるのではないでしょうか。