悪気はない、という事からストレスを受けないために
朝礼ネタ2599 2021/01/01 コミュニケーションマナー健康よく、「悪気はなかった」「悪気がなければ何を言っても良いのか」という討論がなされる事があります。
いろいろな人との関わりの中で、日常よくある光景として目にする、耳にするやりとりですが、私も「悪気はない」というコメントには賛同できない方の人間です。
よく例に出されるのが、太っている人に「太っているね」と言うのは本当の事なのに、何故言ってはいけないのか、というやりとりです。
常識的に考えれば、何故ダメな事なのかは分かるだろうと思われがちですが、これが本当に分からない、理解できない人達が一定数いるのも事実です。
全ての場合に当てはまるとは言い切れないですが、私が思う「悪気がない」は、イコール「人の気持ちを慮れない」と共通するのではないかと思うのです。
人の気持ちを考える事をしないから、悪い事をしたとも思っていない。そういう場面を見たこともたくさんありました。私自身も経験があります。言われた側です。
相手は姑でしたが、人を傷つけるつもりもなく、傷つけたと思ってもいないので笑っていました。
その時、ああ、この人はこういう事が分からない(考えにない)人なんだ、と思ったら、以降同じような事が何度もありましたが頭に来なくなりました。
ダメージを受けて疲れる事が無駄だと思うようになったのです。
人の考え方や思い方は様々です。
いつもうまく避けられるばかりではありませんが、多くの人達が傷つくとされる「悪気のない言葉」は、自分から遠ざける力を身につけられたら、日常の疲れが少しでも減るのではないかと最近、思っています。
「悪気がない」に関するストレスは、過剰に反応せずに、上手くかわしながら過ごしていく事を試してみては如何でしょうか。何かしらの変化があるかも知れません。それで日常が少しでも楽になったら、得だと思いませんか。私も、ストレスを得に変えられる事を目指して明るい毎日を送りたいです。