白衣の天使と言えば

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  • 白衣の天使といえば、ナイチンゲールですが、看護師として現場で働いていた期間は何年間だったでしょうか。

    実は看護師として現場での経験はわずか2年半だったといわれています。

    ナイチンゲールはイギリスの裕福な家庭で育ち英才教育を受けました。優秀な成績で育った彼女でしたが、見分を広げていく中で「貧しい人や病人を助けることが自分の仕事なのではないか」と考え看護の道を志すことになりました。

    看護師となった彼女は、30代の頃クリミア戦争中の野戦病院に看護団の看護監督として赴き、看護の他、衛生環境の悪い院内の改善に着手しました。
    整理整頓、掃除、リネン類の洗濯、栄養のある食事の用意等、今では病院の常識となっているような事を一つ一つ整え、結果的に4割以上だった死亡率を1割以下にまで減らしたといわれています。

    36歳で戦争から戻った後は体調を崩し90歳で亡くなるまで、ほぼベッド上の生活だったそうですが、その54年間で「看護覚え書」をはじめ、統計学にも精通していた彼女は多岐にわたり論文や報告書をかいたり、病院の建築に携わったり幅広く活躍しました。

    その中には感染症についての記載もあり、感染症は予防できるものであり、
    「大切なのは、室内を清潔に整え、人が密集しないようにし、喚起をして空気を入れ替える」という、今ではすっかり常識となった感染症拡大防止の原則を訴えていました。

    「観察によって患者がどのような状態かわかる。思考によって何をしなければならないかわかる」との言葉は、医療だけではなく全ての仕事においても共通していることです。
     
    看護師としての現場体験はほんの数年だったといわれているのに、晩年に様々な書物を残せるということは、現場での1日1日を無駄にする事なく全て自分のものにしていたからだったと思います。

    問題意識をもって仕事に取り組むということ、例えば単純作業一つ見ても作業が終了したから終わりではなく、「時間内に終わらなかった」「やり直し作業がおおかった」等、状態を意識することにより初めて問題点が明確になり、その改善策を考えるということにつながります。日頃から仕事の大小にかかわらず、「現場での観察」という視点を念頭におき業務を進めたいと思います。




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