鬱病とは癌とよく似ている
朝礼ネタ2533 2021/01/01 安全睡眠自己啓発「うつ病」と聞くと皆さんは、どういった病気だと思いますか?
「精神的に弱い人がなる病気」「真面目な人がなる病気」さまざまな印象があると思います。
経験者の話ですが、この経験者は「がんによく似た病気」と感じたそうです。
まず、がんもうつ病も外傷がないため「人からはかかっていると分からない病気」になります。
経験者は自覚症状が出るまで、自分がうつ病になっていたと気づきませんでした。
がんも進行しないとなかなか自分が「がん患者になった」と気づかないと思います。
回復してきた時に「ああ、アレが初期症状だったのだろうか」と振り返って気づく程度です。
この経験者は、最初にうつ病だと発覚した時、友人から「かなりの確率で再発すると聞いたから、気をつけて」と言われたそうです。
その時は経験者は「それは嫌だな」と思いつつ、心に留めておきました。
数年後、この経験者はさまざまな要因からまたうつ病になります。最初にうつ病になった原因とは別の要因でした。
しかし、この経験者は「まだ大丈夫」と思っていました。
最初にうつ病になった時のつらさと比べたらかなりマシだ、と思っていたのです。
再発したと気付いたのは、症状がかなり進行した後でした。
初めてうつ病になった時は軽い処置で回復しましたが、今度は薬を処方され、働きに行くために外に出る事が出来なくなり、病院から診断証明書をもらって会社を数カ月休む事になりました。
完全に初めて発症した時の症状よりも悪化していました。
うつ病は精神の病です。
一度、なった人が完治したり、経験者のように再発する病気です。
最近は理解が進んできましたが、やはり目に見えて分かる病ではなく、うつ病の症状も個人差があるので理解され難いのが現状です。
経験者も症状が出るまでは、知識としては知っていても理解はしていなかった病でした。
そして完治したという人の話を聞いたり、自分が再発する現状をふかんして眺めた時に、ある結論に至ったそうです。
それが「うつ病はがんとよく似ている」という事でした。
がんを治療して完治する人、精神的に圧迫理由をなくして完治する人。
がんが転移して再発する人、うつ病が別要因で再発する人。
そして、がんもうつ病も最悪「死に至る病」であることです。
特に理由もなく寝る時に寝付きが悪くなったりしていませんか?
今まで出来ていたことが出来なくなったりしていませんか?
今まで楽しめていたことが楽しめなくなったりしていませんか?
がんもうつ病も早期発見をすれば、治る確率は上がります。
精神病と思うと病院に行くことに、ためらいがあるかもしれません。
薬を処方されるということで、ためらいが生じるかもしれません。
しかし、この経験者は薬を処方されて驚いたそうです。
「休み明けの月曜が憂うつだ」
これは良く聞きますし、思う人も多いでしょう。
しかしこの経験者はこう思ったそうです。
「休み明けの月曜日が憂うつで死にたいと思わなくなった」