漫画やテレビアニメやテレビドラマ、小説の類は多かれ少なかれあれはフィクションなのでかなり無理のある設定でも読者や視聴者がその世界観を受け入れてくれればその世界はどこかに存在することとなります。

ですから、あのような作り物は基本的にめちゃくちゃな内容でも「みんなが認めて売れたら勝ち」といったような雰囲気が漂っている業界です。

簡単に言ってしまえば、手塚治虫の漫画のブラックジャックみたいな医者なんていないのはわかっていてその物語に腹を立てるのではなく、医者でさえもその物語の世界を楽しむことができるのです。

私の子供の頃は大人の中には「テレビや漫画ばかり見ていないで本を読みなさい。」と言っていた大人がいました。そのようなことを言う大人とはおそらくは漫画やテレビドラマよりも小説の方がより高級なので、低俗なテレビや漫画ばかり見てはいけないと私に諭していたのかもしれません。

しかし、子供の頃の私にとって小説なども物語というのはフィクションであり、そこに描かれていることには現実味が非常に薄いものなので私は漫画もテレビもどれも同じではないかと思っていたのです。

私はあの当時からだいぶ年をとり、今では社会人として働いていますが、漫画やテレビドラマが文字に起こされた小説の方がそれらよりも高等だとは思えないでいます。

ただ、テレビや漫画よりも小説の方が漢字に触れたり文語調の語りになれるので、テレビや漫画ばかりに触れているよりも少しだけ他人から見ると格調高い人に見えるのかもしれないとは少しだけ思います。