よく言われる普通や常識は誰が決めた?
朝礼ネタ2347 2021/01/01 名言・格言アインシュタインの言葉に「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションの事である」という言葉があるのをご存じでしょうか?
自分にとっての常識が他の人にとっても常識であるとは限らないし、大多数の人が思っている常識ももしかしたらただの固定観念でしかないのかもしれない。
常識という当たり前に正しいと認識していることをそれはただの偏見だ!とスッパリ斬ってくるこの言葉はなかなか破壊力のある刺激的な言葉です。
いつのまにか石頭になってしまっているかもしれない自分自身を指摘されたようでドキリとします。
特に年を重ねれば重ねるほど経験という実績が「常識」という絶対値になって自分の中に積み重なっていきます。自分は経験して知っているのだからこれは絶対に確実だ、と思ってしまえばそれは自然に自分の中の「常識」になるのです。
私たちは経験を重ねるほどにほとんど自覚のないまま少しずつ柔軟さを失っているのかもしれません。
アインシュタインは天才と言われましたが、幼い頃はなかなか言葉を喋れず、青年時代の科学の成績も落第点でした。
人が当たり前に出来ることが自分には出来ない、ということで苦しんだ事もあったのでしょう。
でもその「当たり前」とは何なのか?
人が勝手に決めた線引きでしかありません。
私たちもアインシュタインと一緒です。
誰かが勝手に決めた「常識」に縛られてたら新しい発見はありません。
常識という言葉が出てきたらそれを疑ってみましょう。
頭でっかちになっていないか、本当にその見方は正しいのかどうか。
常識という壁を取っ払った先にもしかすると新しいものが見えてくるのかもしれません。