数学ができない人たち
朝礼ネタ2304 2021/01/01 メディア・ニュース教育私立大学文系は基本的に算数ができなくと入学でき、しかも卒業も楽々できます。しかし、彼らのすべてがそのような人間ではありません。なぜならば、私立文系の進んだ人の中には中学受験をした人もいれば、高校受験をして進学校に行ったけれども、国公立大学には入学できずに私立大学に入ったという人たちも少なからずいるからです。
しかし、私立文系大学に一般入試、推薦入試を問わず入ってきた人の中には多くの数学どころか算数すら怪しい部類が含まれているのは事実です。かつて、「分数のできない大学生」という本の中で、それが暴かれたのです。
もちろん、数学どころか算数すらできないという大学生の数は私立文系に通う大学生の50%ということはないかもしれません。しかし、これは、誰もが知っている有名大学の話しであって、大学偏差値でそれが低ければ低いほど算数のできない大学生の数は増えると類推することはけっして難しいことではありません。
多くの算数ができなかつて大学生だった人たちは社会にでれば、「定量化する」という問題にぶつかりそこで分けが分からなくなるようです。彼らは常にそのような考え方をもたずに「なんとなく」で生きてきたので、数字を残すことや成果を出すという社会人として当たり前のことができないのです。
このような人たちを会社で何とかしなければならい現実に多くの中小零細企業は直面しているようなのです。しかし、そのような小さな企業には彼らを何とかするマニュアルはありません。