段取り7分に仕事が3分
朝礼ネタ2263 2021/01/01 名言・格言教育自己啓発この言葉は私の地元の大企業の看板に書いてあります。いつも車で通りすぎながら目につく言葉ですが、何事にも当てはまります。実際の表に見える仕事は全体の3分。その3分を輝かせるための準備、苦労、労力にこそ惜しみ無く力を入れることが大切だということです。
私は人の前に立ち、発言する場が多い仕事をしております。相手は高齢者で、人生の先輩たちです。発言をする前には、興味のある話題を選び、わかりやすくかつ礼儀のある言葉を選びます。耳の聞こえにくい方もいますが、しっかり聞こえる方もいますので、大きすぎず聞こえにくくないトーンと速度で話をします。また、不快にならない程度に派手すぎず、地味すぎない格好をして、清潔感あるように外見を整えます。
このように、話をさせていただく相手がその時間をいかに楽しみ、リラックスできるかのために、小さな準備、段取りが必要となってきます。その2つが合わさり、始めて10分、時には10分以上に達するわけです。
また、10分に達したときの幸福感や達成感を知っているものは、7分の段取りも楽しんで取り組めますし、7分以上の段取りを作り出すことになるのではないでしょうか。
何の準備や段取りもなく、ただ仕事に取り組むこともできますが、あとについてくる経験や思い出はおそらく簡素なものとなり、記憶に残らないものとなってしまうことでしょう。
仕事、人生、人との関わりなど、力を入れて準備したからこそ結果となりついてくるものです。