適材適所で人を配置するのは
朝礼ネタ2216 2021/01/01 スポーツ入社・退職・異動私はサッカーが好きで、Jリーグや海外のサッカーもよく見ます。
最近、自分の会社でも起こりうることだなと思ったことがあります。
あるサッカー選手が、移籍しました。
大きな期待を背に、海外へ飛び立ったのです。
ところが、新天地ではほとんど出場機会を与えられませんでした。
結局、その選手は数試合の出場だけで日本に帰国してきました。
帰国後は、本来の力を発揮して活躍しています。
なぜ彼は海外で活躍できなかったのか。
実力もあるかもしれませんが、周りの環境が影響したように思えます。
そのチームの戦術に彼は合っていなかった。
そのため、監督としても使う場所がなかったようです。
サッカーはチェスに例えられるように、周到な戦術プランがあります。
監督が求める選手ではなかったということです。
実は、ある記者が監督にインタビューをしました。
すると、移籍してくる選手を知らなかったというのです。
上層部が勝手に獲得して、さあ使ってくれという感じでしょうか。
企業に例えれば、現場と人事の意思疎通ができていなかったようなものですね。
私も人事に携わっているので、この出来事は考えさせられました。
普段から現場とコミュニケーションが取れていないと、適切な人事ができないなと。
どういう人を求めているのか、日頃から意見を交換する必要があると思いました。
反面教師みたいにしましたが、反対に良い補強をするチームもいる。
そこからも見習うべきことはたくさんあると思います。
違った視点からスポーツを見るのも良いと思いました。