カンガルーとノルウェイの森(勘違いと誤訳にまつわるお話)

  • 追加
  • カンガルーの語源の由来であると言われているのが、諸説はありますが、俗説の一つで面白い逸話が残っています。キャプテン・クック率いる探検隊が、オーストラリアで見たカンガルーを指さして、「あの動物は何か?」と現地の原住民たちに尋ねたところ、彼らが「(何を言っているのか)わからない」を意味する「カンガルー」と発したため、それがその動物の名前であると勘違いして、今なお「カンガルー」は「カンガルー」と呼ばれているという話です。

    なんともお間抜けでお粗末な逸話ではありますが、それに似たような話が、かの有名な村上春樹さんの小説やビートルズの楽曲である「ノルウェイの森」にも残されています。

    ビートルズの詞のなかで展開されているストーリーを実際に見てみると、彼女が尋ねてきて、「Isn’t it good, Norwegian wood」という節が出てきます。家のなかに森があるとは思えませんので、これはおそらくノルウェイ調の家具であったり、ノルウェイ風の材木であるとするのが正しいのではないかと言われています。

    もし、正しい翻訳がなされていたら、村上春樹さんの小説のタイトルも「ノルウェイの森」ではなく「ノルウェイの家具」になっていた可能性もゼロではないというところが面白い話です。

    これらの話から得られる教訓は、私たちも間違ったことなどが、そのまま一般に認知され、広まってしまう前に、そういった事態を想定しつつもなるべく回避できるよう、最終確認をしっかり行うことが大切さであるということになりそうです。




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