いわゆる先手必勝とはどういう事
朝礼ネタ2037 2021/01/01 故事ことわざ囲碁や将棋では先手を取る事が大切とされ、勝負の勝ちに繋がるためお互いにしのぎを削り取り合いします。
先手とは一体どのような意味を持つのでしょうか。
先手とは漠然と人より先に何かをするという事なのですが、本来は対戦相手が困る手を打ったり指したりすると、相手は不利になるので、どうしても守りの手を打たざるを得ません。そこで自分は有利な手を打ったり指したりする事が出来るという理屈なのです。
先手に対して後手という言葉が有りますが、世間での不祥事対応に良く後手ごてに回るという事が言われます。
後手ごてに回れば、マスコミの避難の的になりますし、言い訳ばかりしていると見做され、事が大きくなり勝ちです。
では先手を打つとはどのような事をすればよいのでしょうか。まず、自分の至らない点や弱みを知り、直しておく事だと思います。そうしておかないと、人からそれらを指摘され弁解や言い訳をしなければなりません。
いつも自分の事を考えて隙の無いようにしておきます。
かの豊臣秀吉が信長に認められたのは、草履を懐で温めていたからで先手を打ったからに他なりません。相手がこうあってほしいと思う事を読み取り、先回りする事が先手必勝に繋がり良い評価を得られる事になります。
仕事も段取り良く先の事を考えて行っていると、評価が上がりますしミスも少ないと思います。
私もなるべくミスをしないよう、また、先の事を考えた仕事をして先手必勝をモットーにしていきたいと思います。