スマホに愛情を捧げる人達
朝礼ネタ1701 2021/01/01 マナー教育社会・経済出社をする際に利用する電車やバスの中では、大勢の人がスマホをいじっているという光景はもう見慣れてしまっていると思います。
1人でいる時に黙々といじるのは結構ですが、例えば小さな子供を連れた母親が子供をそっちのけでスマホをいじっているのもよく見かけますね。
子供がいくら話しかけても適当に返事をしたり無視しているその母親の姿を見てどう思うでしょうか。
なんて母親だ、子供が可哀想だ。
という声が聞こえてきそうです。
実際私もそう思います。
また、デート中なのに彼女をそっちのけでスマホをいじる彼氏も見かけます。逆に彼女が彼氏を放置しているパターンもあります。
相手をそっちのけでスマホをいじる人はどういった心理なのか、私はよく考えます。
側から見れば相手のことがどうでもいいという風に映ってしまうでしょう。
下手をするとスマホを愛してしまっているという人がいることも十分に考えられます。
現にスマホはLINE、ツイッター、動画サイトと様々な娯楽が一台で楽しめます。
しかしスマホ自体はその人に語りかけることは一切無いので、言ってしまえば人間がスマホに対して一方通行の愛情を注いでいるというなんとも悲しいことになるのです。
それなら反応が返ってくる自分の付き合っている人や子供と話す方がよほど楽しいと思います。
特に子供の場合、親からの愛情が自分に向けられていないとわかると何度でも話しかけて構ってもらおうとします。
これは子供の人格形成に大きな影響を及ぼしかねないと言っても過言ではありません。
カップルの場合は破局に陥ることもあります。
スマホに捧げる愛情はほどほどにして、自分の周りにいる人達に少しは愛情を振りまいてはどうでしょうか。