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平昌冬季オリンピックでサラリーマンが考えさせられること

  朝礼ネタ1481  2021/01/01  2月スポーツ

多くの日本人選手の活躍が取りざたされている平昌冬季オリンピックですが、特に印象的なのはフィギュアスケートの羽生結弦選手とスピードスケートの小平奈緒です。

羽生選手は知っての通り、フィギュアスケート界のプリンスとして有名で前回のソチオリンピックでも金メダルに輝いた絶対王者です。
当然ながら血のにじむような練習と、何度も挫折を味わった末に登り詰めた金字塔に今彼はいるわけです。

一方、小平奈緒選手もスポンサーに恵まれず当初は苦しかったそうですが、相澤病院の手厚いサポートでやっと安定した練習環境が整いようやく頂点に登り詰めた苦労人ともいえます。

2人の共通項は数々の挫折や壁にぶち当たったのを乗り越えてきたというだけではありません。当然彼ら以外の選手も同じような挫折を味わっています。
もうひとつ、彼らには共通点があります。

それはよきライバルの存在です。

羽生選手にはカナダで「同門」として切磋琢磨したスペインの貴公子と呼ばれるハビエル・フェルナンデスがいます。フェスナンデス選手は羽生選手のことを「友達」と公言してはばからない人物です。今回彼は銅メダルを獲得しましたが、羽生選手の金メダルを誰よりも喜び、羽生選手は今回が最後のオリンピックになるフェルナンデス選手を惜しんだそうです。
小平選手には韓国の女王、李相花がいます。12年以上の因縁を持つ2人が今回ハイレベルな戦いを見せ、表彰式ではお互いの健闘をたたえ合う感動的なシーンを見せてくれました。

我々、仕事をする人間にも同じことが言えるのではないでしょうか。時には競い合い、はしゃぎ合い、お互いの成功を喜びつつも少し羨ましかったりする。そんなライバルの存在があると仕事をする姿勢が違ってくるものです。
ライバルだけを向いて仕事をするわけではありませんが、オリンピックで活躍した選手たちみたいによき友でありよきライバルを見つけることも、ビジネスパーソンとして成長のきっかけになるのかもしれません。

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