仮想通貨バブルを横目に見ながら
朝礼ネタ1427 2021/01/01 メディア・ニュース社会・経済昨年、様々な仮想通貨の銘柄が軒並み急成長し、大きなバブルが発生しました。このバブルによって、株などの投資よりも遥かに沢山の億万長者が生み出されています。それこそたった一万円のビットコインを買っていただけで、もう一生働かずにすんでしまうほどの大金を手に入れた人も多くいます。
これを見て、人々の反応は大きく分けて二つに分かれました。一つは羨ましいとそのバブルに遅れながらも参加をする、参加したいと考えるようなもの。そしてもう一つは、そんなにも簡単にお金を稼げてしまうのはけしからんというもの。皆さんはどちらかと言えば前者でしょうか、後者でしょうか。ブームに乗って二匹目のドジョウを狙うのも、否定することで稼げなかった自分に後悔する気持ちを封じ込めるのも、どちらも理にかなったものです。
けれど、私はそのどちらでもなく、稼げた人を純粋に祝福しつつも、自身ではそれに何かを感じることなく粛々と日々の仕事を全うするような人になりたいと思うのです。前々から仮想通貨をやりたいと思っていたならば兎も角、周囲の流れに乗って始めるというのはあまりにも自分というものがありません。またそれで稼いだ人を批判したところで、その人たちが大金持ちになった事実も自分が一円も稼げなかった事実も変わらないのです。
他人の言動に影響されてばかりいては成長はありません。それらは全て横目で見るだけにし、自分ならではの人生を切り拓いていきたいものです。