安全第一、品質第二、生産第三

  • 追加
  • 製造業に携われている皆さんは、生産、品質、安全、これらの優先順位をどう考えられていますか?
    まず生産第一、その次は品質か安全か、どっちでもいいや、っていう人はおられますか?

    そう、安全第一、品質第二、生産第三、、が答えです。
    これは日本の製造業の基本原則として語りつくされてきました。日本発祥だと思っていたのですが、実は、アメリカ発です。

    いち早く産業が目覚めたアメリカの1900年代初頭、労働者は劣悪で過重な労働条件に苦しみ、幾多の尊い命を落としていました。
    それに胸をいためたUSスチールの社長、エルバート・ヘンリー・ゲーリーが、それまでの、生産第一、品質第二、安全第三という会社方針を転換したのです。
    これにより労災事故が激減し、アメリカの景気が上向いた、サクセスストーリーから来ています。

    日本は、といえば、それから100年も経過しているにもかかわらず、安全第一、品質第二の看板をたてているにもかかわらず、
    いまだに、これらを軽視した事象が後を絶ちません。
    安全第一に関しては、JR福知山線の脱線事故による大参事、福島原発事故による関東以北にまたがる大きな爪痕、過労運転による夜行バスの大惨事、、など、
    品質に関しては、三菱自動車をはじめとするメーカーの度重なるリコール隠し、、など

    製造業であるかぎり、生産、コスト、納期は大事なのはいうまでもないですが、これらの例にあるように、第一である安全、第二である品質を軽視あるいは無視してしまうと、
    生産できない事態になってしまう、つまり製造業をやめなければならない、ということを今一度、過去の教訓から読み取ってほしい、と願うばかりです。




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