健康な身体に健全なる精神が宿る。

  • 追加
  • 「健全な身体に健全なる精神が宿る」多くの人が知る言葉ですが、この言葉のルーツをご存知でしょうか?
    多くの方は、「身体が健康ならば、自然と精神も健康になる」と解釈しているようですが、これは、誤用だそうです。

     ローマの詩人ユヴェナリスの「健康な身体に健康な精神を宿らせたまえ」という祈りの言葉が、拡大解釈され、
    誤用されるようになったとのことです。

     神様に願い事をするのであれば、権力や富などではなく、心身の健康を願うくらいの謙虚な気持ちでいましょうというのが
    本来の解釈のようです。

     日野原重明先生も、ベストセラーになった「生き方上手」の中で、この件に触れられています。
    身体が健康だといって、そう簡単に健全な精神が宿るものでもないのです。

     現在は、検査技術の進歩で健康診断で多くの初期の病気や病気に向かっている状態がわかるようになってきました。
    また、年を重ねれば、持病のひとつくらいはあるものです。

     また生まれつき障がいをもった方は、この言葉に大変傷つくと聞いたことがあります。
    「生まれつき健康な身体ではない自分は、健全な精神ではないのだろうか・・・」と。

     また、ストレスから、鬱病になり、思うように活動が出来なくなった方が、身体が元気な方から
    この言葉を言われ、大変傷ついたと聞いたこともあります。

     この言葉が、誤用だと知るだけで多くの人の気持ちが楽になるのではないでしょうか。
    ストレス社会の中、心身の不調に悩んでいる方が多いようです。思いやりの心で人に接したいものです。




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