ウォームハート&クールヘッド

  • 追加
  • 数年前、家族が大病を患った時、私が出会った『名言』についてお話ししたいと思います。

    家族の入院中、主治医といろんなヤリトリがありました。

    ある時は主治医のお人柄を感じるような温かい言葉に励まされたり……そうかと思えば残酷とも思えるような病状診断や治療方針を示す「ズバリの言葉」に傷ついたりと、私たち家族の心は右往左往したのです。そんなとき、何かと支えてくれた一人の看護師の言葉が私の心理状態を整理するのにとても役立ちました。「私たち医療従事者には、『ウォームハート&クールヘッド』が必要なのですよ」と。

    『ウォームハート&クールヘッド』――聞いたことはあったけど、このときの経験に当てはめてみると、とてもピタリと収まる言葉でした。温かい心、思いやりのある心、それが『ウォームハート』。そして冷静な判断力、賢い頭脳、それが『クールヘッド』。なるほど、医師とはそういう両面が必要なのだと納得し、その主治医への信頼感をより厚くしたのを覚えています。

    その後、このフレーズは有名な経済学者アルフレッド・マーシャル氏が講演会で述べたものであるということを知りました。

    氏いわく「経済学者は冷静な頭脳と温かい心を持たねばならない」と。つまり、このことは医療従事者、経済学者のみならず、すべての仕事人に必要なことではないでしょうか。

    営業先、得意先、上司、部下、同僚らと付き合う上で、温かい心で接することは不可欠です。でも、ただそれだけでは業務は成立しない。売り上げや営業目標を実現するための冷静な頭脳や賢さも必要です。両者をバランスよく併せ持ってこそ、すばらしい仕事人となれるのではないでしょうか。

    ついでにいえば、「ウォームハート&クールヘッド」に加え、「ストロングボディ」を備えることができれば、最高だと思います。




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