本から感銘を受けて考えた、企業の存在意義
朝礼ネタ788 2021/01/01 社会・経済経営企業の存在意義について、皆さんは深く考えたことがあるでしょうか。
私自身、あまり新入社員のころからこういった事について深く考えたことがなかったのですが、最近読んだ著書に感銘を受けました。
企業の存在意義は売り上げを上げること、利益を上げることという回答する方が多いのですが、それは間違っています。あくまでそれは結果であって、企業の存在意義とはかけ離れています。
企業の存在意義とはすなわち、社会や世界に対してどういったお役立ちは貢献ができるかということに尽きると思います。どんな業界や業種であっても、取引先が企業であっても個人であっても最終的には社会や世界に貢献することができてこそ企業の役割があるわけです。
さらにその企業が社会や世界にお役立ちをした結果として利益は売り上げがついてくると言うのが正しい考え方です。ですから、企業活動を行う際にはまず、トップマネジメントとして自社の存在意義がどこにあるかを規定しなければならないのです。
そしてその企業の存在意義について、すべての組織マネジメントが右にならえで動くようにならなければなりません。全てのスタッフにこの存在がインプットされてこそ様々な現場での選択肢があったときに、間違った選択を行わず動くことができるのです。ここ最近の企業の不祥事が増えている事は残念ながらこうした企業の存在意義について組織に浸透していないからだと私は感じています。
もちろん、トップの思いが定期的に届くような工夫も組織としては必要だと思います。