企業の周年行事の未来への活かし方
朝礼ネタ726 2021/01/01 経営世界にはいろいろな長寿企業があることをご存知でしょうか。
ここ最近でいけば、2016年の3月にBMWが100周年を迎え、あらゆるステークホルダーを招待して過去への感謝をメッセージとして伝えるとともに従業員それぞれの活動紹介、さらには最終的な催しとしてコンセプトカーをその場で紹介するという素晴らしいセレモニーを行いました。また、その様子を全世界でインターネットで公開したことも非常にインパクトがあったのではないでしょうか。
執念行事といえば、みなさんどのようなイメージをお持ちでしょうか。もちろん、BMWの事例はなかなか実現することは企業規模においては難しいところもあるかもしれません。
しかし、周年行事は単なる過去への感謝をステークホルダーに対して述べるだけではなく、未来へのメッセージをあらゆるステークホルダーに対してしっかり伝えていく絶好の機会とならねばならないのです。
もちろん、トップがあらゆるステークホルダーに対してメッセージを発信することはもちろん、その場で新たなコンセプト商品を発表するもよし、新たな事業領域を発表するもよし。
とにかく、単なる執念の節目とせず、新たな発信の場として活用していくことが非常に重要になるわけです。
正直、50周年や100周年といえばどんな企業でも今では経験することが可能な時代です。だからこそ、インパクト、他企業やライバルとの差を見出すための絶好の機会となるわけです。