芸能界のリアルさを追及する限度について
朝礼ネタ704 2021/01/01 メディア・ニュースこの一年余りでしょうか。とにかく芸能人のプライベートについての話題が、写真週刊誌だけではなく、インターネットやテレビのワイドショーなどでもひっきりなしに取り上げられるようになりました。
もちろん、プラス要素の話題もありますがなぜこんなことまで調べているのかなあと疑問に感じることもあります。実際にこうした芸能人の話題が好きな方々も多少は疑問に感じるところがあるのではないでしょうか。
翻って最近はもっとシビアに取り上げるべき政治問題などもすこし、この芸能情報の流れで少し面白おかしく取り上げられる傾向にないでしょうか。
もちろん、わかりにくい、または難しい話題を噛み砕いて解説したり、紹介してくれるという解釈ならよいのですが、ちょっと違う方向に進んでいることもあるように感じます。
ある意味、芸能情報も報道のひとつであり、もちろん真実以外を報じることはあってはなりませんが話題としては予備情報で多少は面白さがあっても、構わないものだと思います。
あまり芸能情報に詳しくないわたしでさえそう感じるのですから。
しかし、重病に関する情報、冠婚葬祭に関する情報に関しては取材される側の立場や気持ちも考えて情報を得る必要を感じます。行き過ぎにより、関係者が傷つくこともあることを念頭に置くべきなのではないでしょうか。
これだけ、インフラが充実していれば、さまざまな情報がすぐに広がります。その影響の大きさもかみすべきだと感じます。