家庭で気づいた仕事での「負の連鎖」
朝礼ネタ6114 2025/06/01 家族・ペット自己啓発コミュニケーション今日は、私が最近気づいた「負の連鎖」についてお話ししたいと思います。
先日、子どもを叱っているとき、ふと「あれ?自分、親と同じこと言ってるな」と思った瞬間がありました。
小さいころ、親に叱られるとき、私はよく「なんでそんな言い方するの?」と思ったことがありました。
でも、気づけば、私が子どもに対して、まったく同じような言葉をかけていたんです。
もちろん、意図的に真似していたわけではなく、むしろ「絶対にああはならない」と思っていたのに、無意識のうちに、自分が受けた言葉や態度がそのまま反映されていたことに愕然としました。
この感覚、仕事でも同じように感じたことがあります。
昔、嫌だなと思っていた上司がいました。厳しい指導や冷たい態度がどうしても心に残り、
「自分は絶対にあんな風にはならない」と心に決めていたんです。
ところが、ある時ふと、自分が同じような言動をしていることに気づいたんです。
「自分はもっと優しく接しよう」と思っていたのに、気づかないうちに似たような言葉をかけていたり、部下に冷たく接していたりする自分に愕然としました。
これも、まさに「負の連鎖」だと感じました。
「自分は絶対にこうはしない」と決めていても、意識しない限り、無意識にその影響を受けてしまうことがある。
それでも、気づいた時点で改善できることを忘れず、これからは言葉や態度にもっと気をつけようと心に誓っています。
どんなに良い意図であっても、無意識に過去の経験が反映されることがありますが、それに気づいた時からは、変わることができる。
日々の行動が、少しずつでも良い方向に向かうように意識していきたいと思います。