合理的とは言い難い要素を好むのが人間
朝礼ネタ6111 2025/05/26 心理・メンタル身近な法則世の中には手間をかけた方がいいという価値観が存在し、これはビジネスシーンでは特に意識すべき箇所になるでしょう。
例えば、料理に関してはいわゆる手料理を推奨する雰囲気があり、インスタントや冷凍食品などの簡単に作ることができるものよりも望ましいと考えている人は多くいるはずです。
仮に手料理の方が味が美味しくなくても、それでも手間暇をかけて作ったものの方がなんとなく喜ばしいという感覚は珍しくないでしょう。
美味しくないのに、手間が余計にかかるものというのは、客観的に見たら非合理的な要素ですが、人間というのは合理性を必ずしも重視しているわけではありません。
人間は合理性よりも感情を優先して行動を選択したり、良し悪しを判断する傾向があるため、そこは常に頭に入れておくべきポイントではないでしょうか?
つまり、ビジネスのアイデアを考えるときには、非合理的な要素に存在する魅力にも目を向けていくべきでしょう。
必ずしも優れていると評価できるモノやサービスが売れるわけではなく、一見すると優れていないと感じるものであっても、それが消費者に対してドンピシャにハマる可能性は常にあります。
このような点を理解しておくことで、とても斬新なヒット商品、サービスなどを生み出すことができる可能性は高まると思います。
私は仕事をしていく中で消費者は常に人間であり、非合理的な要素を好む状況があり得る点を常に理解し、そのうえで仕事を頑張っていきたいです。