中堅大学と一口に言っても
朝礼ネタ6092 2025/04/16 社会・経済ビジネス中堅大学と呼ばれる大学群があります。この大学群の偏差値は下は45から上は55を指すそうです。つまり、50から上下5以内の偏差値の大学を総称して中堅大学と呼ぶようなのです。
しかし、偏差値45の大学と55の大学では随分と学生の質が違っているように感じるのは私だけでしょうか。なぜならば45の大学は学力ば平均以下ですし、55の大学は平均以上なのでここには明確違いがあると思うのは私がかつて受験戦士だったからでしょうか。
ただ、偏差値というのは受験生の一種の人気バロメーターであるだけで大学の養育の質の判断には使えません。なぜならば、偏差値はお世辞にも高くはないのだけれど大手企業に多くの卒業生を送り込んでいる工学部もありますし、偏差値は高いのだけれども就職の振るわない文学部というのもあります。
つまり、偏差値というのは重要だけれども、大学を卒業してどこに就職してどんな未来が待っているのかを見定めて進路を受験生は選ぶべきだと私は考えます。
偏差値だけで大学を選んでそれで就職できた時代があるのかそれともないのかは私は知りません。
ですから、生徒を指導する立場の大人が子供に勉強を教えること以上に子供がどのような未来を考えてそのための手段として大学に行くのかを目先の偏差値ではなくその向こうを教えることこそ教員として教えることだと私は考えています。
ただ、教育現場では偏差値の高い大学に生徒を入れることがいいという風になっているのはちょっと嘆かわしいとさえ思います。