コストパフォーマンスを追求し過ぎると逆効果があらわれる
朝礼ネタ5980 2024/11/04 ビジネス身近な法則安さを求め過ぎると、逆効果が生まれるかもしれません。
コストパフォーマンス、今どきはコスパとも呼ばれていますが、この発想そのものは悪くありません。
使える費用が限られている時は、どうしてもコスパ最優先となります。
ただし、いつもコスパ優先モードになっていると、商品の品質を見落としやすいです。
例えば、激安価格で販売される鉛筆があります。消耗品なのでコスパだけを考えれば一円でも安い方が助かります。
けれども激安の鉛筆は芯がよく折れてしまったり、文字が薄くなってしまったり、図画が書きづらい等、やはり値段を感じさせる品質です。
もちろん実際は安くてもクオリティの良い鉛筆はいくらでもありますし、消耗品なので使い捨て感覚で買うのも正解かもしれません。
ただ、ここで言いたいことはコスパを追い求めすぎると、無意識的に不便な物を買ってしまいやすいのでは、という視点です。
たとえ激安価格で鉛筆を大量に買い揃えても、仕事でつかえない程の低品質だった場合、結局職場では使えず、買い足さなければいけません。
そうなると最初に買った鉛筆代に加えて、買い足す鉛筆代が掛かる為、実は最初から激安の方を買わなかった方が経済的だったとなります。
ずっと鉛筆の喩えになっておりますが、分かりやすいので続けます。
鉛筆など平均的な値段で並んでいる物でも充分品質が良いですし、それ以上に安い物を追い求める必要はありません。
これは職場の備品や消耗品を買う際にもきっと応用できる視点だと思います。
コスパは大事ですが、平均的な値段未満の物は品質が不安なため、最初からある程度の価格帯の物を揃えた方が結局、現場スタッフは気持ちよくお仕事を進められるではないか、と感じています。