ホウレンソウは重要ではない
朝礼ネタ5869 2024/06/20 規則・ルールコミュニケーション職場などで「ホウレンソウ」という言葉をよく聞くと思います。
報告・連絡・相談、略してホウレンソウですね。
実は私は、この言葉が嫌いです。正確に言うと、ホウレンソウをやたら連発する上司が嫌いなんです。
何でもかんでも報告・連絡・相談なんてしなくてもいいんです。
はっきり言いますが、そんなことしていたら時間の無駄です。
やたらホウレンソウを押し付けてくる上司というのはロクな人がいません。
そもそもホウレンソウと略して言うことに何の意味があるのでしょう。
ただ単に、何だかうまいことを言ってるような気がしているだけ、つまり本人が気に入っているだけじゃないでしょうかね。
こういった人は、部下をコントロール下に置きたがるんですね。
どうでもいいことを報告・連絡させて「頼られている感」を作り出して悦に入りたい。
そんな気がします。
でもこれは信頼関係に基づいたものではなく、ただの強制です。
むしろこういった人は嫌われていると思います。
いちいち言わないと部下がホウレンソウしてくれない。
誰も付いていきたがらないので、部下は報告も連絡もしたがりません。
ましてやそんな人に相談なんかしたくないです。
能力がある上司であれば、部下の仕事ぶりや進捗状況をそれとなく観察して察してあげる、または必要な分だけ質問するなりして、自分で把握しておくものです。
ホウレンソウは大事かもしれませんが、もっと重要なことがあるはずです。
自分たちのプロジェクトにとって、本当に重大なことだけホウレンソウすべきで、どれが重大であるか、自分で正確に判断できるようになるべきです。
ホウレンソウで時間を労費するヒマがあったら、いくらでも生産性を上げるようにすべきなのです。
そういったわけで、私は昔も今も、ホウレンソウという言葉を発しないようにしています。