メディア・リテラシーは仕事において必要不可欠な能力
朝礼ネタ5486 2022/06/27 6月今日は何の日?6月27日は「メディア・リテラシーの日」です。
メディア・リテラシーとは、情報を流している媒体、つまりメディアを使いこなす能力のことです。メディアから必要な情報を引き出し、それが正しいかどうかを見抜く力が必要とされています。
1994年、平成6年のこの日にいわゆる「松本サリン事件」が起こりました。この事件に関連して、現場の近くに住んでいた無実の男性がマスコミの報道などにより、犯人扱いされてしまったそうです。このような経緯で長野県に本社のあるテレビ信州が制定し、その後もメディア・リテラシーに関する活動をしているとのことでした。
今はインターネットを利用することで、たいていの情報を簡単に手に入れることができます。私も仕事を通じ、こういった方法で調べものをする機会はたくさんあります。過去には情報量が多いためにどれを信用すれば良いのか、戸惑ってしまったこともありました。たとえばSNSを通じ不特定多数が拡散することで、本来の情報がまったく違うものに変わっている可能性もあります。
あたえられた情報をすぐに鵜呑みにしてしまうのではなく、あらためて自分の頭で考え直すことの大切さを感じます。発信者側の意図を想像してみたり、複数の情報を比較したりするなど、自分が主体となってそれらを精査する能力が求められていると思うのです。難しい課題ではありますが、「自分が必要としているのはどのような情報なのか」「信じられる情報とはどういったものなのか」を意識しながら、仕事を進めていきたいと思います。