何のために仕事をしていますか?
朝礼ネタ5410 2022/04/15 4月今日は何の日?今日は4月15日です。
あとひとがんばりして、楽しいゴールデンウィークを迎えられるように頑張りましょう。
さて、今から40年ほど前、皆さんは何をしていたでしょうか。
小学生だった、もちろんまだ産まれていない人もいると思います。
実は1983年の今日、4月15日に、あの東京ディズニーランドはオープンしました。
ゴールデンウィークを前にして開園では、それはもう大混雑だったことでしょうね。
ウォルトディズニーの理念は、「大人も子供も幸福や冒険を体験し、楽しい思い出を作ってもらえる場所であること」というものでした。
わたしは、こんな話を聞いたことがあります。
ある人が、水の張ってあるアトラクションに乗った際に、指輪を落としてしまったのだそうです。
それは思い出の指輪で、替えの利くものではなかったとか。
キャストの方に伝えても、もちろん水の中の指輪がすぐに見つかるわけはなく、その方は諦めて帰ったそうです。
ですが後日ディズニーランドから連絡があり、指輪が見つかったというのです。
ディズニーランドでは、たったひとつの指輪のためになんと何十人ものダイバーが水の中に潜り、探し出してくれたようなのです。
普通ならば「落とした方が悪い」と考え、企業側に責任を取る必要はないように見えますよね。
その時スタッフの方は「このままでは悲しい思い出になってしまう。」と思ったのではないかと、わたしは思います。
ディズニーランドには、このような一般的には考えられないようなサービスの逸話がとても多いです。
それは「お客様の思い出を楽しいものにしよう。」という理念が、スタッフに共有されているからだろうと思います。
仕事をしていると、「そこまでやってあげる必要はないのでは?」と思ってしまう時がありますね。
わたしだって、「助けてあげたいけど…こっちも手いっぱいだし、相手の責任じゃない?」とつい考えてしまう時もあります。
そんな時は、してもらった人がどんな気持ちになるのかを、一度考えてみませんか?
そうやってお客様のために喜んで動いている会社は、長く続くのだと思います。
今年ディズニーランドに行く予定のある方は、そんな視点も忘れずに訪れてみてください。