4月8日はタイヤの日-一輪車は安定している
朝礼ネタ5403 2022/04/08 4月今日は何の日?4月8日は「タイヤの日」になっています。
4月8日が選ばれたのは、毎年4月に春の全国交通安全運動が行われることと、また8の字は横にすると自動車のタイヤをイメージさせるからです。
タイヤの日は2000年(平成12年)に日本自動車タイヤ協会によって制定されました。
ちなみに、タイヤは黒色をしていますが、材料のゴム自体は黒色ではありません。タイヤが黒いのは、ゴムの強度を上げるために、黒い色をしたカーボンブラックという炭素の粉末が大量に混ぜられているからです。
ところで、バイクメーカー本田技研の創業者は、誰でも知っている本田宗一郎です。
その本田宗一郎の言葉に以下があります。
『会社には、社員全員が一つの列車に乗って走るような会社があれば、一人一人が一輪車をこぎながら目標に向かう会社もある。私は一輪車の方が値打ちがあると思っている』
要するに、会社は様々な人が集まってきており、各人がその個性を発揮できるような会社じゃないと伸びない、と言っています。
そして、一輪車の方が値打ちがあるというのは、安定しているからだ、とのことです。
一輪車が安定しているとは思えませんが、本田宗一郎は以下のように説明しています。
『一輪車はバックしなければならない時に、その場で回転できる。また、各人が一輪車に乗っているから、自由に道を変えることができる。会社というのは、固定して動きのとれなくなることが良くない。』
会社を取り巻く環境は常に流動しています。従って、会社も変化に合わせてフレキシブルに動けるようにしなければならないと、本田宗一郎は言っています。