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武士最後の戦いが始まった2月20日から言える事

  朝礼ネタ5356  2022/02/20  158 PV 2月今日は何の日?

1877年2月20日は長い武士の世の最後を飾る
戦いが起きた日です。

即ち西南戦争が熊本で実質的に始まった日です。

当時の日本は、近代化を急ぐため武士の存在に苦慮していました。

日本が強い国を作るためには、一部の階級のみが特権的な存在であり
続けるのは無理な状況にありました。

例えば武士に払い続ける秩禄とよばれる給与は財政上の負担となっており
明治新政府は近代化への予算へシフトするため武士への秩禄を停止します。

しかし近代化を急ぎ多くの特権的な待遇が続々と廃止されていく事に
士族の不満が高まっていきます。

特に明治維新の最大の貢献があった薩摩藩の武士たちには
その不満が強かったと言われています。

最終的に、新政府に不満を抱く不平士族たちが、鹿児島に帰郷していた西郷隆盛を
説き伏せて鹿児島から東京に出向き今までの新政府の諸政策に異議があるして兵を率いて
上京しようとします。

そして上京の途中で熊本鎮台が置かれた熊本城近辺で、最初に
明治新政府軍と薩摩軍が遭遇したのが2月20日です。

この戦いは明治新政府に対する士族たちの最後の
武力による抵抗となります。

熊本や宮崎そして鹿児島が主戦場になった極めて激しい
戦いとなりました。

最終的にこの戦いは明治新政府側の勝利となり
この戦い以降、国内で日本人同士が敵味方に分かれて戦おう
とする事はなくなります。

この戦いの過程で多くの貴重な日本人の生命が失われてしまいました。

今の日本は極めて平和であり、民主的なルールにより
様々な事の方向性は決められます。

仕事では、お互いが議論しながら、すべての方向性を決めるからこそ
全てが平和的に解決できるのです。

こうした何気ない当たり前の事は、数百年前の時代に人達からすると
得難い素晴らしい貴重な事といえます。

2月20日に出来事を少し振り返る事で、普段仕事で起きる
意見の対立で生じる議論は、昔の時代から比べると平和的であり
得難い貴重な体験だと考えたいと思います。

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