1月23日は「電子メールの日」とされています。

この記念日は電子メールの普及を目的として、1994年(平成6年)に電子メッセージング協議会(現Eジャパン協議会)によって制定されました。

1月23日に決められた理由は、日付の「1」を「いい、英語のE」と読み、「23」を「ふみ、漢字の文」と読む語呂合わせに由来しています。

現在は当たり前に利用されている電子メールですが、電子メールが浸透するのは、1995年のWindows95の登場が大きく影響しています。Windows95にはメールソフトが付属されていたことから、誰でも気軽に電子メールのやり取りができるようになりました。

電子メールが普及した背景には、ツールの使い方が簡単であり、またボタン1つでコミュニケーションのとれる利便性があります。そして、相手の仕事や休息の邪魔をすることが無いことから、いつでもどこからでも送信することができます。

ただ、電子メールの唯一の欠点がその場に相手がいないことです。

つまり、メールからは相手の印象が伝わってこないため、相手がどの様に感じているか、反応が分かりません。メールで返信があったとしても、メールの内容に相手の本心が表されていないこともあり得ます。

電話の場合は、相手とのリアルタイムでのコミュニケーションになるため、相手がどの様に感じているのかなどを声のトーンで判断できます。そのため、電話によるコミュニケーションの方がビジネスを速やかに進めることができます。

なお最近は、パソコンでもスマホでもテレビ電話ができるようになっており、遠くにいる得意先や同僚などと瞬時に親密なコミュケーションを図れます。