時には鳥の目になって、周りや自分自身を見てみませんか?
朝礼ネタ5280 2023/02/15 心理・メンタル自己啓発人間の目はどこを見ているんでしょうか。みなさんに質問するまでもないと思います。人間の目が見ているのは、主に目の前の景色です。多少は斜め前や左右も見えますが、目の前を見ることがほとんどでしょう。
では、鳥はどうでしょうか。鳥は人間とは違い、いろいろな角度が見える位置に目がついています。左右はもちろん、斜め後ろも見えるようになっているんですね。自分にとっての敵がいないかを確認したり、どこにエサがあるのかを探すために広範囲が見えるようになっているのだと思います。
広範囲が見える鳥にくらべて、私たちは狭い範囲で物事をとらえてはいないでしょうか。何か職場でミスや問題が起きた時、短絡的にその理由を見つけてよしとしてはいませんか。本当にそれは正しいのでしょうか。人間の目で普段見ている範囲だけから判断していませんか。鳥の目のように、もっと広い視野で物事を見てはどうでしょうか。問題が起きた本当の原因はもっと違うところにあるのかもしれません。
私たちは、自分の至らなさを棚に上げて、つい他人のせいにしてしまう生き物なんだと思います。しかし、他人のせいにしてばかりでは、いつまでたっても成長することができません。人として成長するということは、広い視野も持って人に接することができることだと、私は考えます。いつもとはいいません。時々で良いので、鳥の目で他人を、そして自分自身を見つめてあげてください。きっと今までみえてこなかった何かが見えてくるはずです。