年寄りにはうれしい在宅勤務のお話なのです
朝礼ネタ5265 2023/01/31 心理・メンタル私が勤めている会社では在宅勤務が許されていて通勤がないだけで勤務時間などは会社と変わらず、決められた休憩時間や生理現象のトイレ以外はパソコンの前にいることが条件になります。
最近、よく聞くテレワークのような柔軟な働きかたとは違って時間でしばられていると思うのです。しかし私たちはメリハリがあってダラダラ仕事をするようなことはありません。
在宅勤務のメリットは通勤がないことが1番と言えるでしょう。天気や交通状況に左右されず、通勤ストレスからは解放されています。
私は60近い年齢なので、今の働きかたは体への負担が少なくて助かっているのです。でも若かりしころの通勤ラッシュをなつかしく思い出すこともあります。
当時の私が努めていた仕事場は東京都内だったので、通勤電車は[地獄絵図]でした。朝の通勤時間にいろいろな電車を利用したことがあるものの、中央線と山手線は混雑率250%以上が当たり前の時代で阿鼻叫喚(あびきょうかん)の地獄絵図になっていました。会社に着くころには心身ともにボロボロ、仕事を始める気分ではなかったです。
ちなみに混雑率200%が[体がふれあって相当圧迫感があるが、週刊誌程度なら何とか読める]状態、250%だと[電車がゆれるたびに体がななめになって身動きができず、手も動かせない]状態とのことを言います。混雑率300%は命がけの通勤でしたね。
在宅勤務の今は慌ただしかった朝が贅沢な時間になります。
ゆっくり時間をかけてのストレッチと朝食、健康的な1日の始まりです。
気になるのはカロリー消費の減少となり、通勤がなくなったことで少し太ってしまいました。いつ着ることになるかわからないサラリーマンの戦闘服に袖を通せなくなったら大変なので、仕事終わりにウォーキングで一汗流すのが日課になっているのでした。
在宅勤務で残念なことが1つあって当たり前である一方、仕事終わりの寄り道がないことになります。通勤していたころは仕事終わりに映画やショッピングそして同僚との一杯と楽しかったものの、今は何をしようかなと悩んでしまうのです。在宅勤務のデメリットはストレス発散がむずかしいことだと思います。
個人の資質によると思う中で在宅勤務は会話の機会が薄くなっており、ストレスを感じるかたもいるでしょう。
在宅勤務やテレワークは誰にでも進められるお仕事の形態ではないと思い、私はまわりからの雑音が少なく集中できることが気に入っている働きかたかもしれません。