「点」よりも、「線」を見る
朝礼ネタ5225 2022/11/30 心理・メンタル健康目標に向かう過程において、経過を「点」で見ることも大切ですが、「線」で見ることはさらに大切であると考えます。
突然ですが、皆さんはダイエットをしたことがありますか?
ダイエットをするとき、目標の体重を決めて、毎日のように体重を測る方は多いのではないかと思います。
毎日体重計に乗っていると、1日で体重が1kg単位で増減することがあります。
1kg減っていれば嬉しくなり、逆に増えていれば「ちょっと食べ過ぎたかな」と思うかもしれません。
しかし、そうした1日ごとの変化は「点」にすぎません。
体重はの1〜2KGは、食事量や水分量、むくみなどですぐに変動するそうです。
水分などではなく脂肪だけを1KG減らすために消費しなければいけないカロリーを調べたところ、7200kcalでした。
7200kcalというと、なんとランニングを10時間したときの消費カロリーよりも大きなカロリーだそうです。
それだけのカロリーがたった1日で増えたり減ったりすることは考えにくいですよね。
着実に1kgを減らすためには、健康的な食事や運動を続けて、少しずつ脂肪を減らしていくしかありません。
もちろん1日ごとの変化に全く意味がないわけではありませんが、そこに一喜一憂しすぎずにやるべきことをやっていれば、次第に結果はでてきます。
1日ごとの変化、つまり「点」を見るよりも、一定期間の変化、つまり「線」を見ることの方が大切です。
これはダイエットだけでなく、仕事など色々なことに共通する部分があると思います。
短期間の小さな変動にも要因はあるのでもちろん大切ではありますが、それ以上に、線として見た時には、目標に近づいていること。
そのためには、やるべきことを淡々と行うこと。
日々の出来事に感情的になりすぎず、自らのやるべきことに取り組んでいきたいと思います。