在宅勤務でのコミュニケーション
朝礼ネタ5222 2022/11/27 IT・テクノロジービジネス在宅勤務のチャット、あなたはお困りではないですか。私は在宅勤務で、一番の壁は、コミュニケーションであると考えています。
在宅勤務の利点は、全国どこに住んでいても、インターネットのツールを使って仕事をすることが可能なことです。それは、働き方に柔軟性を持たせ、より自由な選択ができるというメリットがあります。しかし、この在宅勤務もメリットばかりではありません。もちろんデメリットもあるのです。
在宅勤務では、skypeなどの様々なツールを用いてインターネット上でコミュニケーションをとると思いますが、基本的な機能は、どこもほとんど変わりません。多くの人が仕事で使う主な機能といえば、ビデオ通話か、チャット機能ではないでしょうか。これらの機能はうまく使いこなせば、仕事の効率化につながりますが、コミュニケーションをとる時は、トラブルが起きることがあります。
私の経験を話しましょう。私は以前の職場の在宅勤務で、ビデオ通話とチャット機能を用いて、仕事をしていました。デザイン系の職種だったため、上司とどのようなデザインにしたいか、イメージを共有するため、報連相は欠かせません。ことあるごとに細かく、ビデオ通話をつなぎ、確認のために、逐一、チャットのメッセージを送っていました。私は、仕事上の業務連絡であることと、相手が上司なので、なるべく文章を短くし、かしこまりながらも、わかりやすいものを心がけていました。しかしある時、上司が私のことを怖いと言い、なおかつ不機嫌でやる気がないと言ってきたのです。
確認をとろうとしたところ、それを遮るように「あーやる気ないんだね。だったら素直にやりたくないと言えばいいよ」と言ってきたのです。ビデオ通話はプライバシー保護のため、ビデオを使わず音声のみでした。それがだめだったのか、上司いわく、声が低くて怖いということで、私は、やる気がないとみなされてしまったのです。私は必死に弁明し、相手が何を言いたいのか、その意図を探ろうとしますが、何を訊いても、途中で遮られ、早口でなぜわからないとまくしたてられました。そして最後には、まるで、子どもが駄々をこねたようなものとみなされ、「そんなにやりたくないのであれば、1人で遊んでいればいい」と、以後、業務内容を伝えられなくなってしまいました。
さすがにこれには、私もろくに仕事ができません。直ちに、その上の上司に現状を報告し、その上司は外してもらいましたが、いまだにこの経験は私の中でトラウマになっています。
私ほどの経験はなかなかないと思いますが、特にチャット上では、言葉の解釈違いがよく起きます。その時は決してネガティブにまずは捉えることはせず、自分の言葉の意図を説明しましょう。基本的にはそれで、わだかまりを解消できるので、あきらめずに説明することを心がけましょう。