常識にとらわれない宣伝の手法
朝礼ネタ4942 2022/01/26 心理・メンタル商品・サービス会社の自社製品やサービスに関しては、基本的にいいところを消費者にアピールしていくことが多いです。
宣伝においては、たいていそういった手法がとられると言えます。
しかし、宣伝をする際には消費者に対して、いいイメージとなるようなアピール以外してはいけない決まりはありません。
逆に悪いイメージになりかねない宣伝をすることで、結果的に会社の売り上げにつながる可能性が考えられるのです。
例えば、飲食店の中には自ら「マズい」というフレーズを使って消費者にアピールしているケースがあります。
普通に考えたら、マズいと自ら謳っているお店を利用しようなんて思いませんが、事態はそう単純にはならないのです。
消費者からすれば、自らマズいと言っちゃうお店の味ってどんなものなの?と気になってしまう心理が働きます。
そして、自らマズいと言っているお店はかなり珍しい存在と言えるため、このような状況は注目を浴びやすく、お店の名前とともにネット上で拡散されやすくなります。
マズいという、本来ならばマイナスイメージしか存在しないフレーズを宣伝に使うことで、結果的にお客さんが増えるケースがありえると言えます。
自社製品やサービスに関して、プラスのイメージしか生まない宣伝の手法はどの会社もこぞってやるでしょう。
やるからこそ、自社がそれをやっても目立つことができない、宣伝の効果が薄いという状況は十分に考えられます。
私は常識にとらわれない発想を心がけ、何が効果的で何が効果が薄いか?についてきちんと判断したうえで、仕事を頑張っていきたいと思うのです。