挨拶におけるメラビアンの法則
朝礼ネタ4935 2022/01/19 コミュニケーションマナー挨拶みなさんはメラビアンの法則というものを聞いたことがありますか。
メラビアンの法則とは、人間がコミュニケーションにおいて重要視している三つの要素について表しています。
まず私たちが会話をするとき、もっとも重要視しているのはルックスやジェスチャーなどに視覚基づく情報です。これは受け取る情報のうち55%を占めているとされています。
続いて声のトーンや話しかたによる聴覚情報が38%、最後に話の内容を表す言語情報が7%というふうに順番が続きます。
この法則は、コミュニケーションにおいてこの3要素のバランスを統一することがいかに重要であるかということを示唆しています。
例えば、高級感が売りの商品を販売するときにTシャツにジーパンの格好だった場合、話の内容とルックスに統一感がなくなり、商談はうまくいかなくなるでしょう。
ただ私は、このメラビアンの法則が持つ汎用性はこれだけではないと思います。
一般的には例で挙げたように三要素の結びつきやルックスの重要さが語られるところですが、ここでさらに注目すべきなのは残り約4割を占める聴覚情報であると思います。
同じ内容のプレゼンでも、自信を持って話すことで自分の意図した内容が相手に38%も受け取られやすくなるのです。
では声のトーンを良くするためにできることは何があるでしょうか。
わたしは、もっとも簡単な方法は挨拶をすることであると思います。
挨拶は毎日出勤時に必ずするものであり、このときに気持ちの良いコミュニケーションを取ることで発声が明るくなり、印象の底上げにもつながります。
あたりまえのことだからこそまずは挨拶を徹底して、より良い仕事をしたいと思います。